子育て中のママのみなさん、こんにちは⭐︎
今回は子育てにおけるバランスのお話です——
みなさんは「優しさと強さ」について考えてみたことはありますか?
子育てをしていると、
「ダメって言いすぎたかも」「あの言い方でよかったのかな」——
夜、寝顔を見つめながら、そんな風に胸がチクッとしたことは誰しもが経験することと思います。
子育てには“正解”はなく、毎日がトライ&エラーの連続。
でも、たとえ迷いながらでも、「大切に向き合い愛をもって叱れる」あなたは、すでに十分素敵なママではないでしょうか。
今日は、“子どもの考えを尊重しながらも、必要な時にはきちんと叱る”
信頼関係を育むことにも関わり深い”優しさと強さ”のエッセンスをお届けします。
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優しさと強さ、どちらも「愛」
「子どもに寄り添う」ことと「甘やかす」ことは、似ているようで全く違います。
寄り添うとは、子どもの気持ちを理解しようとする姿勢。
そして、優しさの中に在る強さ(厳しい視点)も、子どもの未来を信じて向き合う過程では必要な時もあります。
叱ること=悪いことではありません。
子どもを導く力も、守る力も、どちらもママの愛です。
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子どもの考えを尊重するコミュニケーションをとるアクションとして、
叱る前に、一度立ち止まって聞いてみましょう。
「どうしてそうしたの?」
「そのとき、どんな気持ちだった?」
先ず子どもの話を“評価せずに聞く”ことは、信頼の第一歩です。
子供の気持ち、考え、小さな声を受け止めてもらえる経験は「ママに本音を言える」という安心感につながります。
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次に、必要なときには“叱る”という愛の伝え方です。
叱るときは、“感情的に怒る”ではなく“事実(事柄)・行動”にフォーカスすることが大切。
「あなたが悪い」ではなく、
「その行動は、他の人を悲しませるね」と伝える。
「〇〇したら、他の人を傷つけてしまう」など、
厳しさとは、相手を“否定する”ことではなく、
“どうすれば良かったか”を一緒に考える姿勢です。
怒鳴らずに、静かな声で伝えたほうが、
言葉はずっと心に届くものです。
感情的に怒ってしまうと、怖いという気持ちを与えてしまい、伝えたい愛情も伝わらなくなってしまいます。
次はどうしたらよいのかなと考えることにも繋がらずに終わってしまいます。
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そして「叱ったあとには信頼を育てるフォロー」が
大切です。
叱ったあとにはメリハリをつけ「ママはあなたが大好きなこと」を伝える。
抱きしめる、笑いかける、その一瞬で、子どもの心は安心します。
「叱られた=嫌われた」ではなく、
「叱られても、ゆらがない愛」を実感できること。
それが、子どもの自己肯定感を育て、
“信頼でつながる親子関係”の基礎になります。
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ママは、毎日が挑戦の連続。
はじめての子育てに挑戦してから、
泣いたり、怒ったり、笑ったりしながら、
子どもと一緒に少しずつ成長していきます。
完璧じゃなくて当然。
頭では理解していても、ママも1人の人間だから、子育てしていると、思うようにいかない瞬間だらけです。
でも、迷ったり、悩んだり、内省したり、愛を込めて向き合うその一瞬一瞬は、子どもへの愛があるからこそではないでしょうか。
その想いがある限り、愛をもって向き合っている事は伝わり、きっと信頼関係に繋がっていくことと思います。
完璧ではなく、自分なりの言葉で、ママだって必要なときには、謝る。
そんな一生懸命な日々は、きっと着実に子どもとの愛を育む積み重ねにつながっています。
人はいつも完璧ではいられないもの。でも、子育ての中にはどんな時だって揺らがない愛がある。
そんな子育て真っ最中のみなさんへ——
この記事が、ほんの少しでも何かのお役にたてば幸いです。
